ネーションズリーグ2019女子大会。
第3週目の感想です。
今までの6戦の結果、4勝2敗。
トルコラウンドでは3連勝して、香港に乗り込みました。
中国
日本0-3中国
力負けです。
1セット目も2セット目も競り合ったものの、そこで落としました。
得点を見れば接戦ですが、中国はいろいろ試してた感じがあります。
あえて大エースのシュテイに上げず、他のアタッカーにトスをバラしまくりました。
それでも押し切られています。
やはりこの試合を見ても、日本の生命線はサーブとサーブレシーブ。
サーブレシーブが崩れたら、中国には一気に走られます。
逆にいいサーブが入れば、中国にもリードできる。
よく「狙ったサーブだからミスも仕方ない」というコメントを聞きます。
でも、日本に限っては狙ったサーブだからミスは仕方ない、ではダメですね。
上位国を倒すためには、「いいサーブを、きっちり入れる」ことが必要。
そのあたりは、テレビの解説でも触れてほしいなぁ。
イタリア
日本0-3イタリア
中国に続いて力負けの感があります。
イタリアの高いブロックとスパイクに対抗できませんでしたね。
特にブロックが強烈でした。
駆け引きが上手。
体はストレート側を締めながらも、手はクロスに残して、日本をブロック。
1セット5本以上もブロックされていたら勝てません。
攻撃が良かったのはまぁ納得できましたが、ブロックが本当にすごかった。
この大会で、まだ1敗しかしていない理由がよく分かりました。
日本としても修正点はたくさんありますが。。。
ずーっと気になっているのが、チャンスボールの返し方。
チャンスボールを返すときにもっといやらしく、チャンスボールにならないようにしないと。
今は簡単に返しているように見えます。
いやらしいところを狙って打つとか、高く返してブロックの準備時間を稼ぐとか。
いろいろあると思いますが、どうも簡単に返しているように見えます。
高さで劣る日本は、こういう細かいところも工夫しないといけないですよね。
オランダ
日本3-0オランダ
日本が良かった、というよりもオランダが良くなかった感じです。
ミスが多かったですね。
そのミスにしっかり付け込んで、かつミスにあまり付き合わずに試合を運べたのは、とても良かったですね。
ただ細かいミスは多かったです。
サーブレシーブをノータッチで落としたり、二段トスが打ちにくいトスになったり。
もう少し精度を上げていって欲しい。
そうしないと、より上位の国には勝てない。。。
勝てたのは良かったですね!